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活動計画

青森北東ロータリークラブ (2017年〜2018年)

明日に続く委員会 「中間報告」

2018年6月末日
青森北東ロータリークラブ会長 本間 義悦
明日に続く委員会委員長 加藤  彰

■序として

 我がクラブは1966年創立以来、半世紀以上に渡り、輝かしい歴史と伝統の中、地域社会、国際社会に貢献してきました。 50周年も過ぎ、今一度、我がクラブを見つめ直してみると、そこには多くの問題が横たわっております。 会員の退会防止及び会員増強、新会員へのフォロー、会員の高齢化、活動の停滞及びマンネリ化、例会出席率の低迷、クラブ財政運営の安定化等々です。 これらの問題を解決し、我がクラブを将来に渡って発展させるために、遠間善弘氏作詞の創立50周年記念歌「奏風歌」の中の「・・・・明日に続く50年・・・・」の思いを継ぐべく、 長期、中期、短期の行動計画を作成するための「明日に続く委員会」を立ち上げたのは、本間会長の英断であります。

 我がクラブは伝統的に、非常にアットホームな雰囲気の中で活動をしてまいりました。 他のクラブが羨むような、もめごとの少ない仲良しクラブです。 昨年のクラブ強化フォーラムに於いても、多くの方々が、親睦活動の充実した「あずましいクラブ」の中で楽しんでいることを語っていました。 ロータリー活動を行う上で、会員同士の信頼関係は非常に重要なファクターとなります。 「あずましいクラブ」は信頼関係醸成に、無くてはならないものですし、重要な基盤となるものです。 しかし、「あずましさ」にどっぷり浸かって、「うふふ・・・、わはは・・・」としていると、そこは安易な憩いの場、新会員や少し冷めた隣の会員の馴染みにくい場とはなっていなでしょうか? そもそもロータリークラブとは何をするところなのか、何を求めて入会しているのかという疑問が沸いてこないでしょうか? 「あずましさ」故に、熟慮する事なく、安易な方向に流れ易くなっていないでしょうか?このような風潮は我がクラブに限ったことではありません。 経済さえ安定していれば、面倒なことは後回しの社会的風潮であり、会員増強と寄付金に熱心な国際ロータリーの流れのようにも思えます。

 国際ロータリーや地区ガバナーはロータリーの発展の為に、「戦略委員会」の設置を強く求めています。 そもそもロータリーに軍隊用語の戦略(Strategy)なる言葉は似合わないと思いますが、目的達成のために戦略を練りなさいという事なのでしょう。 第一義としては、会員増強となるのでしょう。 会員を増やし、隆盛を極める事は大切なことではあります。 目標ともなり易く、会員増強ガイドや方法論の話し合いが多く持たれています。 戦略目標は単純な方が良く、皆で戦略目標に向かう姿には団結心が生まれます。 ますます、戦略や方法論を練り上げ、

 話し合いは方法論なる「how to ・・・」が主流となります。 戦略を立て計画を実践することは、非常に大切な事なのですが、目標達成だけが目標となり、そこには「何のためにロータリーに参加するのか」、「ロータリーに何を求めるのか」という事が忘れられているように思われます。

 ビチャイ・ラタクル(2002-2003年度RI会長)は、2016年4月23日の西第一グループのインターシティーミーティング記念講演で、「Back to Basics」:「ロータリーの基本に返ろう」と訴えました。 ロータリーが長年にわたり築き上げてきた4大奉仕(Service)の理念を再確認しようという事であり、その中でも、職業奉仕こそが、ロータリアンの基本原則であり、ロータリーのトレードマークであると述べていました。

 「ロータリーの本来あるべき姿、ロータリークラブとは何をするところなのか、何を求めて入会しているのか」を忘れずに、今後の青森北東ロータリークラブの将来像、活動計画を模索していきたいと思います。

青森北東ロータリークラブ「活性化のための中短期計画」の私案

■青森北東ロータリークラブの目指すもの

  • 我がクラブの持つアットホームな雰囲気の中、会員間の親睦や交流を大切にしながら、職業奉仕を基本に据えて会員同士が切磋琢磨し、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕(青少年奉仕)・国際奉仕の四大奉仕の理解と実践を通して、社会に貢献する。

■会員の退会防止及び会員増強

  1. 目標とする会員数

    • アットホームな雰囲気維持しながら、財政面でも安定し、団結して活動できる単位として、50人前後を目標とする。
  2. 新会員へのフォローと退会防止

    • 炉端塾を活用して、会員全員の当番制にして、毎月1回、決まった日に、ロータリーの話をしながら酒を酌み交わす。
    • 新会員が入った時はオリエンテーションを兼ねて酒を酌み交わす。
    • 例会時の席順は、親しい会員同士が固まらないように、ローテーションさせる。
    • 例会出席率の悪い会員を数名で、炉端塾とかの飲み会に誘う。
  3. 会員増強

    • 目標会員数50人を目指して会員増強を行う。
    • 全会員からの情報を集約して、新会員候補者リスト・新会員候補者管理カードを作る。
    • 青森北東ロータリークラブの勧誘パンフレットを作る。
    • 会員2人のユニットを組んで、目標入会者1人の会員勧誘運動を行う。
    • 例会や炉端塾、各同好会に新会員候補者を積極的に誘って、雰囲気を知ってもらう。
    • 女性会員増強の、より積極的な勧誘運動を行う。
    • 毎月、勧誘活動状況報告を行う。

■活動の活性化及び例会出席率の向上

  • 卓話を魅力あるものにする。
  • 会員全員に発表の場を与える。
  • 例会の座席配置を全員の顔が見えるように、ロの字型配置とする。
  • 炉端塾を月1回開催し、幹事は会員全員の当番制として、発表の場を多く設ける。
  • 少人数でも活動できるような同好会を増やす。
  • make upの方法を何度も教育する。
  • 出席率の悪い会員に複数で声掛けし、酒席を設けて親睦を図りながらmake upの方法を教える。
  • 出席免除会員(年齢+ロータリー在籍年数=80)への対応を考える。

■クラブ財政運営の安定化

  • クラブ財政安定化に必要な会員数を目標に会員増強に励む。
  • 年会費や夜例会の会費の見直しを行う。
  • シニア会員の会費の検討を行う。

■クラブ会長の指名の在り方

  • 会員数が少ない中、会長未経験者は在籍年数が短く、数年於きに会長経験者の起用が必要となる。本来、会長には幹事の経験が求められるが、現在はそのようなローテーションになってはいない。会長経験者や幹事経験者を幹事として起用している状態である。
  • クラブ運営に於いて、一番苦労の多い幹事の仕事は、会員全員が経験すべき役職であり、ロータリー活動の勉強にもなる事から、会長経験者で幹事未経験者の幹事起用を推進する。
  • 会長・幹事の指名方法のルール作りを進める。

「CLPによる委員会構成と4大奉仕活動への取り組み方」を考える

■現在の委員会構成

  • クラブ管理・運営委員会 ≒ (旧クラブ奉仕委員会)
     出席、プログラム、親睦
  • クラブ強化委員会    ≒ (旧クラブ奉仕委員会)
     会員増強、R情報
  • 奉仕プロジェクト委員会 ≒ (旧社会奉仕委員会)
     青少年社会奉仕、環境保全、平和公園記念花壇
  • 寄金プログラム委員会  ≒ (旧国際奉仕委員会)
     R財団、米山記念奨学
  • 広報委員会       ≒ (旧クラブ奉仕委員会)
     広報(会報・雑誌)
  • 明日に続く委員会

■過去の委員会構成

  • 副会長
     職業分類、会員選考、会員情報、会員増強(R情報を含む)
  • クラブ奉仕活動委員会
     ニコニコ、出席、親睦活動、広報(会報・雑誌)、プログラム
  • 職業奉仕活動委員会
  • 社会奉仕活動委員会(青少年奉仕活動)
     新世代、環境保全
  • 国際奉仕活動
     R財団、世界奉仕、米山奨学会

 現在と過去の委員会構成を比較してみると、CLPによる現在の委員会構成には、4大奉仕活動の中の「職業奉仕委員会」が抜けている。「職業奉仕活動」はロータリー活動の中核をなす活動であるので、「職業奉仕」の在り方を考える事や、伝えて行く機会をどのようにするか、活動の在り方を検討して行く必要がある。

「活性化のための中短期計画」の作成

 非常に中途半端な中間報告であるが、クラブ活性化のための検討すべき事項は沢山あります。この中間報告を一つのたたき台として、来期も引き続き検討して行かなければならない。

■今後の進め方

  • 項目別による各分科会による検討。
  • 全員協議会によるワークショップによる検討。
  • 「明日に続く委員会」執行部によるまとめ。

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